雑木林の面影
香取神宮の森には
種々な落葉樹も生え、森の生物多様性を盛りたてています。
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コブシ (辛夷)
モクレン科モクレン属
- 別名:コブシハジカミ
- 日本の丘陵地から山地の林に自生する。
- 樹高は5〜18mになる落葉高木
- 10cmぐらいの白い花で早春に咲く。
- 葉の先が尖ったタマゴ形で、長さは6〜15cm。
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ムラサキシキブ (紫式部)
クマツヅラ科ムラサキシキブ属
- 別名:ミムラサキ・コメゴメ
- 宮城県以南の日本全土の山野に分布。
- 樹高は2〜3mになる落葉低木
- 5cm弱の淡紅紫色の花で6〜8月に咲く。
- 葉の先が尖った長めのタマゴ形。
- 葉の裏側に淡黄色の腺点が散在している。
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イロハモミジ (伊呂波紅葉)
カエデ科カエデ属
- 別名:タカオカエデ・イロハカエデ
- 本州・九州・四国の丘陵地に分布する。
- 樹高は10〜15mになる落葉高木
- 葉の長さは3.5〜6cmで、幅は3〜7cm。
- 5〜6mmの暗紫色の花が春(4〜5月)に咲く。
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ムクノキ (椋木・樸樹)
ニレ科ムクノキ属
- 別名:ムク・ムクエノキ
- 関東以西の丘陵地の山地で湿潤地に自生する。
- 樹高は15〜20mになる落葉高木
- 雄花と雌花に分かれて4〜5月頃に咲く。
- 先が伸びたタマゴ形の葉で、長さ4〜10cm。
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ガマズミ (莢□《クサカンムリに迷》)
スイカズラ科ガマズミ属
- 別名:アラゲガマズミ
- 関東以南の丘陵地帯などに分布する。
- 樹高は2〜5mになる落葉低木
- 秋に丸型の実をなし、熟すと赤くなる。
- 葉はタマゴ形で縁にギザギザがあり、長さ3〜12cm
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コナラ (小楢)
ブナ科コナラ属
- 別名:イシナラ・ハハソ
- 日本全国の山地帯下部に生息する。
- 樹高は15〜20mになる落葉高木
- 葉の先が尖ったタマゴ形で、5〜15cmぐらい。
- 秋にできる果実はどんぐりになります。
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ケヤキ (欅)
ニレ科ケヤキ属
- 別名:ツキ
- 本州以南に生息する。
- 樹高は25〜30mになる落葉高木
- 葉は舟形で縁がギザギザしている。
- 10月に暗褐色の平たい丸形の実になります。
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