香取神宮の森

最も聖なる木

 日本人は大昔から神秘的な常緑広葉樹林を神が降りる聖域として祀り、その大木の下で元気を出して頑張っている低木に強い生命力を感じてきました。中でも、サカキやヒサカキが特別で、その小枝を神棚や神社に供えたり、お祓いに使ったりりします。
 普段、西日本ではサカキが多く、東では主にヒサカキを利用しますが、香取神宮の森には両方が見事に共生しています。



サカキ (榊)
ツバキ科サカキ属
  • 神棚や祭壇に供えられ、その他にも神事などに使用される。
  • 日本では、茨城県や石川県以西、四国、九州などに分布している。
  • 6〜7月頃に枝の基部の側の葉腋から白い小さな花を咲かせる。
ヒサカキ (*(木偏に令)・姫榊・非榊)
ツバキイ科ヒサカキ属
  • 別名:ビシャコ、ビシャ、ヘンダラ、ササキ
  • 本州や四国、九州、沖縄など広い地域に分布している。
  • 榊が手に入りにくい地域で、お墓や仏壇へのお供えに使用されること多い。
  • 庭木として植え、果実は染料になる。



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