香取神宮の森

木によって育まれる





 大木が地球上で最も大きな生き物です。リスやフクロウ、ムササビなど、数多くの生き物に食べ物や隠れ場、絶好な住処などを与えて、地域の生態系には無くてはならないかなめの役割を果たしています。ところが、樹齢数百年の大木・老木は世界的に激減しているというのが最近の研究の結果で分かりました。
 日本でも大木の生い茂る原生林は減り、若い木からなる里山や植林、緑地が多くなりました。
 大木・老木は、神社やお寺、古い祠などを囲い神が宿る森にしか見られなくなりました。また、広い面積の原生林は、高尾山や筑波山など、山全体が神聖なる場として祀られてきた霊山にしか残っていません。
 こうして、神聖なる自然環境は、原生林や大木・老木を守り、その地域の生態系の保全に大きく役立っています。

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