1.変形
図形を変形させるプログラム

object{
 box{<x,y,z>,<x,y,z>}
 scale<x,y,z>
}

x...x軸の方向に伸び縮みする
y...y軸の方向に伸び縮みする
z...z軸の方向に伸び縮みする

scaleは図形を一方向または多方向に伸び縮みさせる事ができます。例えば球体や
ドーナツ型等の図形を、x軸かz軸のどちらかに伸ばすと楕円形のような図形が
作れます。本来図形の生成だけでは実現不能な形状にすることも可能になります。

2.移動
図形を移動させるプログラム

object{
 box{<x,y,z>,<x,y,z>}
 translate<x,y,z>
}

x...x軸の方向に物体が移動
y...y軸の方向に物体が移動
z...z軸の方向に物体が移動

translateは図形を動かしたい方向に、動かしたい分だけ移動させることができます。
図形を生成する度に正確な座標を打ち込むのが面倒だと感じる方にお勧めします。
また、ドーナツ型のような、原点に生成される図形を移動させることもできます。

3.回転
図形を回転させるプログラム

object{
 box{<x,y,z>,<x,y,z>}
 rotate<x,y,z>
}

x...x軸を中心に物体が回転
y...y軸を中心に物体が回転
z...z軸を中心に物体が回転

rotateは、図形を好きな方向に好きな分だけ回転させることができます。ただしrotateは
あくまでも原点(0,0,0)を中心に図形を回転させるので、場所によって 回転の軌道が
変わります。身近な例で例えると、人差し指の上でバスケットボールを 回転させるときと、
ハンマー投げをするときの2つは、お互い「回っている」ことは 共通していますが、物体の
軌道が異なります。この違いが理解できれば、rotateを 使いこなせます。