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SUBTOTAL関数

SUBTOTAL関数とは?

集計方法に従って、様々な集計値を求めることができます。指定した参照の範囲内に他のSUBTOTAL関数を使って出した数値がある場合は、自動的にそれらの数値を除外して集計値を求めます。式に表すと、
=SUBTOTAL(集計方法,参照1,参照2,参照3,…,参照254)

計算の種類一覧

左の図の使用したい集計機能に対応した集計方法の数字をSUBTOTAL関数に入力し、参照するセルを選択することで求めることができます。既にSUBTOTAL関数によって求められた数値は集計されないことには注意しましょう。

SUBTOTAL関数の使用例

他のSUBTOTAL関数で出した値は集計から除外されるという特性を活かした例が下の画像の通りです。

四街道店の3日間の売り上げの小計と都賀店の3日間の売り上げの小計をSUBTOTAL関数によって出しています。四街道店の売り上げと都賀店の売り上げを合計した総合計を集計する場合、それぞれの店舗の小計は、SUBTOTAL関数によって求められているため、参照の範囲をD3~D10に設定しても2店の小計を集計から除外することができます。このように、合計値を出す場合に参照に含めてはいけない集計結果をSUBTOTAL関数で求めておくことで自動的に参照から除外し参照するセルを選択する手間を減らすことができます。