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IF関数

IF関数とは?

論理式が真であれば[真の場合]の値を返し、偽であれば[偽の場合]の値を返します。条件を満たせる場合は~する、そうでなければ~するといったように条件によってセルに表示する内容を変えたい時に利用します。
IF関数を式で書くと、=IF(論理式,[真の場合],[偽の場合])となります。

IF関数の使用例

IF関数を使った例は下の画像の通りです。

40点より良い点数を合格にする場合、石田さんの点数にIF関数を使うなら、論理式C3>40の論理式をまず出します。その論理式が真の場合は合格、偽の場合なら不合格と返すよう設定します。石田さんの点数は55点でC3>40の条件を満たすため真の場合である合格が出てきます。

COUNTIF関数とは?

範囲の中に検索条件を満たすセルがいくつあるかを求めます。式で表すと、
=COUNTIF(範囲,検索条件)と表せます。
COUNTIF関数を使った例は下の画像の通りです。

合格者数を数えたい場合、範囲は左の表の点数欄E3~E17を選択します。合格する条件は50点以上のため、検索条件を>=50に設定します。範囲内のセルで値が50以上のものだけカウントされていくため、合格者数は10と出ます。

SUMIF関数とは?

範囲の中から検索条件に一致するセルを検索し、見つかった行(または列)にある合計範囲のなかのセルの数値の合計を求めます。式で表すと
=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)となります。
SUMIF関数を使った例は下の画像の通りです。


平日の売り上げを出したい場合、範囲はC3~C8の曜日が入れてあるセルを選択します。検索条件では日曜日の売り上げを除外したいため"<>日"と入れます。合計範囲では売り上げが入れてあるD3~D8のセルを選択します。検索条件には日曜日以外の売り上げが当てはまるため、合計範囲のうち、D3以外の合計が算出されます。