JavaScriptをブラウザで実行するにはそのブラウザでJavaScriptを有効に設定する必要がある。ここではChromeでの設定方法を紹介する。
まず、Chromeの右上のメニューアイコンから「設定」を開く。設定画面の「プライバシーとセキュリティ」から「サイトの設定」をクリック。その中から「JavaScript」という所をクリックするとChromeにおいてJavaScriptを有効にするか無効にするかを設定する画面が表示される。
JavaScriptのコードを記述するにはscript要素を使用する。script要素はHTMLファイルの中のhead要素内、またはbody要素内に記述する。内容としては<script>から</script>の間にJavaScriptのコードを記述する。
<script>
//コードを記述
</script>
数値型は整数、不動点少数が含まれる。整数は15や122など、不動点少数は9.14や5e4などのことである。数値型は演算子を使用して四則演算を行える。
文字列型は0文字以上の文字の集まりである。シングルクォーテーション(‘)、ダブルクォーテーション(“)のどちらかで全体を囲み表す。
let msg;
msg='Hello'
console.log(msg);
>>Hello
let address = "東京情報大学"
console.log(address);
>>東京情報大学
論理値はtrueかfalseのどちらかを取る。trueは真、falseは偽であることを表す。論理値は主にif文やwhile文などの条件式で使われる。
undefinedは特殊な値のひとつで値が存在していることを表す。変数を宣伝したがまだ値が代入されていない変数の値を参照したときに値がまだ未定義であることを示すundefinedが返される。
nullは特殊な値のひとつで値が存在していないことを表す。nullは明示的に変数に代入することで変数が特定の値やオブジェクトを参照しているのではないことを明示的に表すときなどに使う。
シンボルは作成するたびに既に作成済みのシンボルと異なるユニークな値を作成する。
シンボルはユニークな値を簡単に作成でき、オブジェクトのキーなどユニークな値が必要な場合に使われる。
Consoleオブジェクトではコンソールに対して変数に格納されている値や任意の文字列を出力するためのメソッドとして、console.log、console.info、console.warn、console.errorの4つがある。それぞれのメソッドの因数にはコンソールに出力するオブジェクトを指定する。するとオブジェクトの値がコンソールに出力される。
4つのメソッドは基本的には機能は同じだが表示される見た目が異なる。
Consoleオブジェクトは引数をカンマ(,)で区切ることで複数のオブジェクトを指定し、まとめてコンソールに出力することができる